目線の高さ、ランプのそば、何気なく目をやる場所に、もうひとつ小さなものを置ける棚もある。小さな像がその場所を得るのは、顔や、扉や、輪郭のわずかな歪みを持っているからだ。
以下に並ぶ11点は、その輪郭で選んだものだ。家、猫、椅子、花、舟。火を灯さずに撮影しても、どれもまず小さなキャラクターとして見えてくる。商品説明では素材をひとつに断定していない。マッシュルームハウスはコルクのような複合材とされ、黒猫の説明ではその問いは開かれたままになっている。だから一つひとつを、それぞれの言葉のまま受け取ってほしい。
家とゆり椅子
まずは二つの家と、一脚の椅子から。家はそれぞれ正面の扉の位置が違い、椅子は代わりに空いた座面を差し出す。
マッシュルームハウス お香立て コルク調
マッシュルームハウスは、不規則な丸いくぼみが点在する幅広の茶色の傘、小さな窓と小さな扉を持つ。商品説明では、温かみのあるミディアムブラウンのマットでコルクのような表面とされ、チェック柄の布の上で撮影されている。そのせいで全体が、絵本からふらりと歩き出して、そのまま居着いたように見える。

手作り陶土 お香立て 家 鏡付き
次は鏡のある家。丸みのある茶色の本体に、扉、窓、鐘のような形が描かれ、頂には尖った菱形が載る。商品説明では釉薬をかけていない陶土で、温かみのある赤茶色とされ、裏面には淡い縁の中に丸い鏡が収まる。下の短い映像では、手で裏返すときにその細部が見える。

ロッククレイ ゆり椅子 お香立て
ゆり椅子はこの一群の外れ値だ。顔も扉もなく、あるのは高い背もたれと短い座面、まだらな淡い灰色の二本の曲がった脚。棚の上では、部屋をちょっと離れた誰かのための家具のように見える。

この三つのどれを何気なく眺めたいかは、扉が欲しいのか、鏡が欲しいのか、それとも空いた座面が欲しいのかで決まる。私ならマッシュルームハウスを低い位置に置く。点のある傘を上から見下ろせるからだ。
猫と小さな像
顔があると棚の空気が変わる。この四つには目があり、同じ描き方をされた目はひとつもない。
手作り陶土 猫の置物 お香立て
淡い色の猫の置物は、黒い耳、体に沿った緑の葉のような模様、頭の上に伸びる細い茎を持つ。写真では、火の付いていない線香が、縦になったひげのようにそばに立っている。

手作りストーンクレイ 泣く像 お香立て
より柔らかく、より悲しげなのが泣く像。丸みのある形に閉じた黒い目、そして浅い台座まで垂れる二筋の長い青いビーズ。商品説明では、膨らんだ頭の下に渦を巻いたカタツムリのような胴があるとされ、そのビーズ細工が落ち着く場所になっている。

手描き陶土 人物 お香立て
色彩は手描きの人物とともにやってくる。桃色の衣と緑の頭巾、彫られた衣には曲線の描き模様。彼女の片側には鮮やかな桃色の花が置かれ、商品説明ではその中心に小さな穴があるとされている。

手作り 黒猫 お香立て 置物
黒猫は四つの中で最も大胆だ。黄色い目、模様の入った淡い胸、そして色とりどりの丸を列に並べた黒い直立の筒。素材は陶土や陶器のような固い素材とだけ説明されているので、その問いは商品説明が置いた場所にそのまま置いておく。

並べるのではなくひとつだけ選ぶなら、鏡のある家と黒猫は対照的な組み合わせになる。一方は覗き込める扉を、もう一方はこちらを見返す顔を与えてくれる。客人に説明するならどちらがいいかで選べばいい。蓋のある姿のほうが好みなら、ベッドサイド、ドレッサー、机のための小さな記念の壺を集めた特集でそのあたりを扱っている。
器、花、舟
最後の四つは、像から離れて、窓辺に置いておきたくなるような形へ向かう。
ロッククレイ お香立て 飾り壺
灰色の瓶型の壺は、二つの小さな持ち手と、石のような本体を巡る淡い輪の模様を持つ。緑の茎とドライフラワーを挿して撮影され、このリストでいちばん気楽な活け方を示している。茎一本、気取らない。この選択についてさらに知りたい方は、二つの小さな壺とそれぞれの口の違いについての覚え書きが参考になる。

手作り陶土 お香立て 素朴なアースカラー
さらに平たいのが、桃茶色の楕円のトレイ。浅く、縁は不揃いで、表面には淡い斑が漂う。片方の縁の近くに小さな盛り上がりがあり、鳥のように見える。商品説明では穴の開いた三日月形の突起とされている。

ストーンクレイ 花 お香立て 宝石付き
淡い花は五枚の幅広の花びらを持ち、縁に紫、赤、緑、黄、青の小さな石が並ぶ。中心から火の付いていない線香が伸び、それが全体を茎に変えている。

手作り陶土 お香立て 星・猫・舟
最後は茶色の舟の皿。細長く浅く、中に小さな猫のような形が収まり、頭上を暗い色の針金が弧を描いて渡る。針金には小さな黄色いパーツが下がり、一度目ではなく三度目か四度目に気づく類の細部になっている。

選ぶ準備ができたら、読みながら何度も目に留まった特徴に戻ってほしい。扉、ビーズの涙、針金の弧。それがたいてい、毎日通り過ぎる棚の上で見飽きない一点になる。