朝9時、机の上の手帳はノートパソコンの隣にある色のついた長方形で、その日のリストを待っている。カバンの中のカバーはもっと静かだ。手を伸ばしたときにしか目に入らない。どちらにしても、目にするのはカバーの部分だ。
以下は11点のレザーカバーを、部屋の向こうからでも気づく色と仕上げでまとめたものだ。いずれもカバーのみなので、対応する用紙やリフィルの有無は各商品ページで確認してほしい。下記のサイズも各商品ページによる。
涼しげなブルー、グリーン、ラベンダー
キーボードの横や郵便物の山のそばで、静かに収まる色だ。
ハンドメイド レイクブルー レザー A7 プランナーカバー
ハンドメイド レイクブルー レザー A7 プランナーカバーは、日陰の深い水のような色。細かなシボのあるイタリアンカウハイドで仕立てている。カタログ写真では、手袋をした手に、細かなシボのある青い長方形のカバーが握られている。5.5インチ×3.9インチと手のひらに収まるサイズで、13リングの金具は11リング用リフィルにも対応すると商品ページにある。

グリーンレザー A7 ルーズリーフ プランナーカバー
すでに使い込んだ風合いが欲しいなら、グリーンレザー A7 ルーズリーフ プランナーカバーは、やわらかくダメージを効かせたヴィンテージ風の仕上げだと商品ページで説明されている。同じページには、曇ったような斑のあるセージグリーンのワックス加工の表面、内側はティールグリーンの起毛スエード、縁は研磨して面取りし、同色の塗料でコーティングしていると記されている。約3.9インチ×5.6インチの横位置で、ヘアライン仕上げのバックプレートに11個の磨かれたシルバー調Kリングが付く。

A5 ラベンダーパープル ワックスレザー プランナーカバー
A5 ラベンダーパープル ワックスレザー プランナーカバーは、涼しげなグループでは最大の約8.7インチ×6.5インチ、色味もいちばん淡い。商品ページでは、ワックスを擦り込んだ箇所で光沢の表情が変わる、セミマットなワックスの艶を持つ淡いライラックのレザーだと説明されている。硬質ボードの芯材が形をしっかり平らに保ち、内側はマットなオーキッドのスエード。A5リフィル用の13個のシルバー調リング。

ミントグリーンレザー 横型 ルーズリーフ ジャーナルカバー
ミントグリーンレザー 横型 ルーズリーフ ジャーナルカバーは模様で存在感を放つ。淡い乳白色がかったグリーンの面を、濃いグリーンの輪と曲線が走り、手描きの走り書きに近い雰囲気がある。レザーはつや消しのミントグリーンのワックスで、曇ったようなマットな表面。上から開く12リング仕様で、約3.1インチ×4.7インチ。

ハンドメイド M5 レザー ジャーナルカバー ダークグリーン
グリーンをほとんどニュートラルカラーとして見せたいなら、ハンドメイド M5 レザー ジャーナルカバー ダークグリーンは深い。ドラーロ調のシボのあるカウハイドをセミグロス仕上げにし、凹みはほぼ黒、光の当たる場所はエメラルドに見える。すっきりとした角、無地の長方形の面、11リング用リフィルにも合う13リングの金具。約4.6インチ×4.8インチ。

温かみのある色
アプリコット シープスキン A6 パーソナル リングバインダー プランナーカバー
アプリコット シープスキン A6 パーソナル リングバインダー プランナーカバーは光によって表情を変える。ある角度ではやわらかなアプリコット、別の角度ではミルク色に近づき、均一な色ではなく革全体にゆるやかな変化がある。前面の中央をステッチラインが横切り、縁は巻いて縫い合わせ、内側には縦長のスリップポケットとカード差しパネルがある。

下の短い動画では、手の中でカバーを回して開き、リング金具と淡い色の内側パネルを映している。
ハンドメイド レッドレザー M5 横型 プランナーカバー
ここでの赤には深みがある。ハンドメイド レッドレザー M5 横型 プランナーカバーの商品ページでは、毛羽を起した箇所で深いクリムゾンとくすんだローズの間で色が移ろうと説明され、写真では濃い上端が明るい面を縁取っている。M5横型の上開きで、角はゆるやかに丸められ、裏面の下側には細い金属バーが渡されている。

オレンジ シープスキン A6 リングバインダー プランナーカバー
鮮やかなオレンジ、はっきりしたシボ、そして見ておきたいディテールがひとつ。側面の小さな木製トグルが二重にした革のループに通されている。オレンジ シープスキン A6 リングバインダー プランナーカバーはシープスキンの巻き型バインダーで、細く折り返した縁に沿って同系色のステッチが入り、6リングの金具はリングの直径約0.8インチ。

ハンドメイド コニャックレザー M5 プランナーカバー
温かいグループでいちばん落ち着いているのが、ハンドメイド コニャックレザー M5 プランナーカバー。イタリアのベジタブルタンニンなめしカウハイドを、なめらかなリシオ仕上げにしている。セミマットで、アンバーから深い赤褐色の間で色が移ろう。模様や明るい縁よりも、革そのものの表情を主役にしたいなら、これを選ぶといい。約4.6インチ×4.8インチ、13リング、薄く削いだ背表紙は平らに折れる。

メタリック仕上げ
光によって表情を変え、その輝きで周囲まで目に留まらせる2点のカバー。
メタリック ライトブルー シープスキン A6 ルーズリーフ プランナーカバー
メタリック ライトブルー シープスキン A6 ルーズリーフ プランナーカバーは、光を反射しながら色を変える。ある光の下では明るくほとんどシルバーに、影ではより冷たく暗く。光沢のある表面からは、細かなシープスキンのシボが透けて見える。前面を縫い目が横切り、それに沿ってステッチが一定間隔で入る。内側では6個のリングが上下の小さなレバーで開き、判型はA6縦。

メタリック カッパーゴールド レザー A7 ジャーナルカバー
より温かく、どこか古風な趣のあるメタリック カッパーゴールド レザー A7 ジャーナルカバーは、深いブロンズからカッパーを経て明るいゴールドへと色が移ろい、コーティングの下に細かなシボが見える。留め具は革ひものループと、なめらかなクリーム色のホーントグル。6個のシルバー調リングは幅90 mmまでのA7リフィルに対応する。

このうち2点には、気に留めておきたい共通点がある。アプリコットのA6とメタリック ライトブルーのA6は、どちらも前面を横方向の縫い目が走り、ほかに装飾のない面に目の追う先をつくっている。A7に惹かれるなら、レイクブルーとカッパーゴールドは並べて思い描くのにいい組み合わせだ。一方はマットで池のように暗く、もう一方は反射して温かい。ダークグリーンのM5はコニャックの隣に机に置いてもよく馴染む。片方は光沢、片方はなめらかだ。
カバーの閉じ方ばかりが気になるなら、挿絵入りのノート3冊を詳しく見るで、それぞれの留め具をひとつずつ、用紙の仕様とあわせて紹介している。書いたものの多くが封筒に入るなら、鳥の表紙のジャーナルと緑の鳩のポーチは、それぞれ別に眺める価値のある2点だ。
明日の朝、机の上で目にしたい色から選び、あとはそのカバーの商品ページに委ねてほしい。